オールドノリタケのウェッジウッド風草花人物文陶板ペアです。1921年頃~1941年頃にアメリカに輸出され、約100年の時を経て日本に里帰りしてきました。「華麗なるオールドノリタケの世界」(森川崇洋/2003・マリア書房)、「The
Collector's Encyclopedia of NORITAKE SECOND SERIES」(Joan Van Patten/1994・COLLECTOR
BOOKS)に同作品が掲載されています。英国のウエッジウッド社のジャスパーウェアを盛り上げ技法を用いて製造した作品です。ジャスパー社の貼り付け技法と異なり、白泥漿を筆などで直接絵付けする独自の方法で模倣することで緻密装飾を再現している点が非常に魅力的で、当時の日本の職人が試行錯誤した様子が伺えます。18世紀後半にマイセン窯もジャスパーウェアの模倣を製造したほど人気がありました。当時の日本の職人が試行錯誤した様子が伺えます。1920年頃のアールデコ期のウエッジウッドパターンでは、手描や転写画で模写したタイプが多くなります。