オキュパイド・ジャパン ウィローパターン皿
オキュパイド・ジャパンのウィローパターン皿です。オキュパイド・ジャパンとは日本が連合国軍の占領下にあった1947年から1952年までの間に、日本の輸出品に義務付けられていた「占領下の日本製」という意味の表記です。敗戦直後の厳しい状況にもかかわらず、ものづくりを通して復興を目指し、人々が誇りを取り戻そうとしたエネルギーや熱意が込められています。輸出品であったため国内には数が少なく、今ではコレクターズアイテムとして人気を集めています。
ウィロー・パターンとは英国人が中国の風景をイメージして英国の陶磁器に描いた柳文様のことです。ウィロー・パターンが誕生した1780年頃、英国の上流階級の間では、東洋のものが大流行!遠い東洋から輸入された、美しく高価な陶磁器に憧れる人がどんどん増えていきました。そこで、英国のいろんな窯では、東洋の陶磁器に描かれている絵の真似をした陶磁器を作り始めます。
名称 オキュパイド・ジャパン ウィローパターン皿
裏印 KAKUSA WARE MADE IN OCCUPIED JAPAN
状態 カケ・ワレ・ヒビなどなく良好な状態
寸法 D:16cm
素材 陶磁器
原産 日本
仕入 アメリカ
桐箱 有
付属 作品証明書
数量 現品のみ
価格
お問合せ 【 u6976 】
< オキュパイド・ジャパンの世界 >
オキュパイド・ジャパンとは民間貿易が再開された1947年頃から1952年頃にかけて、占領下の日本製(Made in Occupied Japan)の刻印の付いた輸出品(陶磁器、カメラ、玩具等)です。
当時、名古屋、瀬戸、有田などの産地で製造・輸出されたものが約80年の時を経て日本に里帰りしました。里帰りした作品には敗戦直後の厳しい状況にもかかわらず、日本人はものづくりから復興を目指し、そして誇りを取り戻そうとしたエネルギーや熱意が感じられます。美しく愛らしい陶磁器は、その希少価値から米国とカナダを中心にコレクションの対象となり、世界中で愛されています。
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